あのアテネでの感動的な場面は今も強烈に覚えています。涙はボロボロ、鳥肌が痛いほど立ちました
もん。塚原さんも限界への挑戦でメンタル的にもきついと思いますが、もう一度チャンスをものにして欲しいですね。北京オリンピックに期待です。
『参照記事』
アテネ五輪の体操男子で団体総合金メダルを獲得した塚原直也(朝日生命)が22日に開幕する全日本社会人選手権に出場する。今季は、6度目となる世界選手権の代表を逃す不振だったが、4度目の五輪出場への再スタートに「自分の限界を超えるために挑戦をしたい」と前向きだ。
塚原はNHK杯兼日本代表決定競技会(6月)で19位に沈み、代表から漏れた。左手首の故障で調整不足だったこともあるが、それ以上に精神的な力強さを欠いた。父の光男さんは鉄棒で「月面宙返り」を生んだ伝説的な選手。アテネで史上初の父子金メダルを達成し「満足した部分がある。絶対に代表に入るという鬼気迫る気持ちが出なかった」と明かした。
しかし、この夏の猛暑の中、代表から離れて練習したことで「世界選手権は何度も出場していた大会。やっぱり悔しい気持ちはあった」と心が動いた。新採点方式で勝ち抜くには、演技価値点(A得点)の難度を高める必要がある。技が多くなり、従来より3?4倍も多くの体力を使うため、なかなか目標通りにA得点が上がらない壁もある。乗り越えるのに時間はかかっても、それに挑む気持ちが30歳となった塚原を支える。
新採点方式も2年目となり、難度を高める争いは落ち着きつつある。来年の北京五輪は演技の美しさを競う実施点(B得点)がより重視される可能性が高い。11歳から蓄積して世界に認められた技術で勝負ができる。塚原も「手応えはある」と話す。日本の弱点と言えるつり輪も強い。体操ニッポンの低迷期を支えた実力はまだ生きている